일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こくをみる

古句を観る

柴田 宵曲

柴田 宵曲의 古句を観る(こくをみる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,028자 · 333화면

아오조라 문고

こういう燈火の作用は明治時代の人の想像も及ばぬところであろう。

毛※(「糸+丸」、第3水準1-89-90)のこの句は風の強い日などであるか、戸をしめた枢の内から羽子の音が聞える、という変った場合を見つけたのである。今なら広い土間か何かに光の強い電燈をつけて、夜でも羽子をつき得るわけであるが、元禄時代の燈火ではそんなことを望むべくもない。ただそういう風の当らぬ別天地に、頻に羽子をつく音が聞える。そこに作者は興味を持ったらしい。羽子の句としては珍しいものである。この珍しさは夜間街燈に追羽子を見得るようになった現代といえども、依然これを感ずることが出来る。

蝋燭に帯のあふちや著そはじめ    魚珞

この蝋燭は夜でなしに、朝非常に早い室内の燭ではないかと思う。衣を更え、帯を結ぶに当って、そこにかすかな風が起る。その風によってしずかな燭の火がゆらぐというのである。「あふち」という語は煽りと同意であろう。

繊細な見つけどころの句で、燭の火に衣を改める人の面影が髣髴として浮んで来るような気がする。同じく衣を改めることを詠じながら、夏の更衣と全然別の趣を捉えているのを多としなければならぬ。