일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こくをみる

古句を観る

柴田 宵曲

柴田 宵曲의 古句を観る(こくをみる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,028자 · 333화면

아오조라 문고

俳句は字数が少いから、「軒づたひ」の五字で済してしまったが、鶯の性質から考えて、軒端の木から木へ飛び移りつつあることは疑を容れぬ。それだけなら平凡におわるべき景色を、障子にうつる影によって変化あらしめたのが作者の手際である。

一杯に日の当った南軒の障子が目に浮んで来る。「軒端木づたふ」鶯の影は、その障子にはっきりうつるのである。障子のうちの作者は、影法師の動きだけで十分に鶯たることを鑑定し得るのであろうが、それだけではいささか曲がない。一杯に日の当った南軒の障子に対しても、影の主はその嬌舌を弄する義務がある。

谷川やうぐひすないて鮠二寸    水札

まだ谷の戸を出でぬ鶯が頻に啼いている、谷川の鮠は已に二寸位になっている、という山間早春の景を叙したのである。「うぐひすないて」という中七字は、現在鶯が啼いていることを現すだけでなしに、もう鶯が啼くようになったという、季節の推移を現しているような気がする。

鶯と二寸位の鮠との間には、格別交渉があるわけではない。早春の季節が谷川を舞台として、一見没交渉らしい両者を繋ぐ。そこに一種生々の気が感ぜられる。

寺の菜の喰のこされて咲にけり    亀洞