일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふるむじな

古狢

泉 鏡花

泉 鏡花의 古狢(ふるむじな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 19,891자 · 40화면

아오조라 문고

……時も時だし、や、小さな狢が天井へ、とうっかり饒舌って、きれいな鳥を蓮池へ飛ばしたのであった。

「そんな事に驚く奴があるものか。」

「だって、……でも、もう大丈夫だわ、ここへ来れば人間の狸が居るから。」

と、大きに蓮葉で、

「権ちゃん――居るの。」

獣ならば目が二つ光るだろう。あれでも人が居るかと思う。透かして見れば帳場があって、その奥から、大土間の内側を丸太で劃った――(朝市がそこで立つ)――その劃の外側を廻って、右の権ちゃん……めくら縞の筒袖を懐手で突張って、狸より膃肭臍に似て、ニタニタと顕われた。廓の美人で顔がきく。この権ちゃんが顕われると、外土間に出張った縁台に腰を掛けるのに――市が立つと土足で糶上るのだからと、お町が手巾でよく払いて、縁台に腰を掛けるのだから、じかに七輪の方がいい、そちこち、お八つ時分、薬鑵の湯も沸いていようと、遥な台所口からその権ちゃんに持って来させて、御挨拶は沢山……大きな坊やは、こう見えても人見知りをするから、とくるりと権ちゃんに背後を向かせて、手で叩く真似をすると、えへへ、と権ちゃんの引込んだ工合が、印は結ばないが、姉さんの妖術に魅ったようであった。