일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うもんとりものちょう

右門捕物帖(一)

佐々木 味津三

佐々木 味津三의 右門捕物帖(一)(うもんとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,431자 · 428화면

아오조라 문고

のみならず、供先は息づえをあげると同時に、心得たもののごとく、ひたひたと先を急ぎだしました。柳原なら大川べりを左へ曲がるのが順序ですが、まっすぐにそれを通り越して、どうやら行く先は浅草目がけているらしく思われましたものでしたから、少し寸法の違うどころか、伝六はとうとうめんくらって、うしろの駕籠から悲鳴をあげました。

「まさかに、柳原と観音さまとおまちがいなすっていらっしゃるんじゃありますまいね」

けれども、右門はおちつきはらったものでした。駕寵をおりるや否や、さっさと御堂裏のほうへ歩きだしたのです。いうまでもなく、その御堂裏は浅草の中心で、軒を並べているものはことごとく見せ物小屋ばかり――福助小僧の見せ物があるかと思うと、玉ころがしにそら吹けやれ吹けの吹き矢があって、秩父の大蛇に八幡手品師、軽わざ乗りの看板があるかと思えば、その隣にはさるしばいの小屋が軒をつらねているといったぐあいでした。

それらの中を、むっつり右門は依然むっつりと押し黙って、かき分けるようにやって行きましたが、と、立ち止まった見せ物小屋は、なんともかとも意外の意外、南蛮渡来の女玉乗り――と書かれた絵看板の前だったのです。