후리가나로 읽는 일본 고전
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うもんとりものちょう
右門捕物帖(三)
佐々木 味津三
佐々木 味津三의 右門捕物帖(三)(うもんとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,558자 · 480화면
それゆえぎょうてんいたしまして、もしや残りの二十五本に交じっていはしないかとさっそく調べようと存じましたが、これがまたあいにくなことには、同じその十一日に、加賀家から二十五本取りまとめて十五日に納入しろとのご用命があったとか申しまして、主人が一つ一つの桐箱に入念な封印をほどこし御用倉へ厳重に納めてしまいましたゆえ、心はあせっても手が出せず、何をいうにも不義はお家の法度と、きびしいおきてに縛られているお屋敷仕えのお腰元でござります。万が一ないしょの文が人手に渡り、ふたりの秘密があばかれましたら、てまえはとにかく、お蘭どのの命はあるまいと、そのことばかり恐ろしゅう思いまして、いろいろ思案いたしましたが浅知恵の悲しさ、そのまにも日がたっては一大事にござりますゆえ、悪いこととは知りながら、ついやるせなさのあまりに、もしかしたら運よく取り返すことができはしないかと、そちらに捕えられている八人のかたがたに旨を含め、お蘭しごきを締めている女を見かけしだい、かすめ取るよう、一本盗みとったら二分ずつ礼をさし上げる約束で、こっそりと文改めしたのでござります。なれども、悲しいかな、どなたの手に渡っているやら、むだぼねおりでござりましたところへ、こん日ここへあのかたがたがそろいのしごきでお花見にお越しとかぎつけましたゆえ、これ