후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
うもんとりものちょう
右門捕物帖(二)
佐々木 味津三
佐々木 味津三의 右門捕物帖(二)(うもんとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 221,941자 · 435화면
の休みもなく、へやのうちのあちらこちらへと注がれました。
と――注いでいったその足もとの畳の上に、はからずも発見されたものは、白い粉の浮いた足跡――あるかないかくらいにうっすらと、何かの白い粉が浮いた足跡です。それも、よくよく見ると、いくつか入り乱れながらしるされている粉のその足跡に、紛れもなく大小二つがあるので、一つは八文七分くらい、一つは九文三分くらい、まことに右門ならでは発見のできないくらいにかすかなかすかな大小の足跡でしたが、かくあきらかに八文七分くらいと九文三分くらいの大小二いろがあるところから判断すると、かたかたずつ大きさのちんばな足を所有している珍人間でもがあらば格別、そうでないかぎりは、足の裏に白い粉のついているふたりの人間がまさしくこのへやに闖入したことを物語っていましたものでしたから、なんじょう名人の目のさえないでいらるべき――ちょうどそこへ、へやの入り口から、のっそりと六十ぐらいのよぼよぼなおやじが顔をのぞかせましたので、右門の鋭い質問が矢のように飛んでいきました。
「そちらはこの座で何をいたしおる者じゃ」
「へえい、番頭代わりかたがた楽屋番をいたしおるおやじめでござります」