후리가나로 읽는 일본 고전
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よしわらしんわ
吉原新話
泉 鏡花
泉 鏡花의 吉原新話(よしわらしんわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,157자 · 75화면
干すと窄まる木場辺の渋蛇の目、死んだ頭の火事見舞は、ついおもだか屋にあった事。品川沖の姪の影、真乳の渡の朧蓑、鰻掻の蝮笊。
犬神、蛇を飼う婦、蟇を抱いて寝る娘、鼈の首を集める坊主、狐憑、猿小僧、骨なし、……猫屋敷。
で、この猫について、座の一人が、かつてその家に飼った三毛で、年久しく十四五年を経た牝が、置炬燵の上で長々と寝て、密と薄目をくと、そこにうとうとしていた老人の顔を伺った、と思えば、張裂けるような大欠伸を一つして、
(お、お、しんど)と言って、のさりと立った。
話した発奮に、あたかもこの八畳と次の長六畳との仕切が柱で、ずッと壁で、壁と壁との間が階子段と向合せに子窓のように見える、が、直ぐに隣家の車屋の屋根へ続いた物干。一跨ぎで出られる。……水道尻まで家続きだけれども、裏手、廂合が連るばかり、近間に一ツも明が見えぬ、陽気な座敷に、その窓ばかりが、はじめから妙に陰気で、電燈の光も、いくらかずつそこへ吸取られそうな気勢がしていた。
その物干の上と思う処で……
七
「ゴロロロロ、」
と濁った、太い、変に地響きのする声がした、――不思議は無い。