후리가나로 읽는 일본 고전
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よしわらしんわ
吉原新話
泉 鏡花
泉 鏡花의 吉原新話(よしわらしんわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,157자 · 75화면
「暗い階子をすっと抜ける、と階下は電燈だ、お三輪は颯と美しい。
見ると、どうです……二階から下して来て、足の踏場も無かった、食物、道具なんか、掃いたように綺麗に片附いて、門を閉めた。節穴へ明が漏れて、古いから森のよう、下した蔀を背後にして、上框の、あの……客受けの六畳の真中処へ、二人、お太鼓の帯で行儀よく、まるで色紙へ乗ったようでね、ける、かな、と端然と坐ってると、お組が、精々気を利かしたつもりか何かで、お茶台に載っかって、ちゃんとお茶がその前へ二つ並んでいます……
お才さんは見えなかった。
ところが、お組があれだろう。男なら、骨でなり、勘でなり、そこは跋も合わせようが、何の事は無い、松葉ヶ谷の尼寺へ、振袖の若衆が二人、という、てんで見当の着かないお客に、不意に二階から下りて坐られたんだから、ヤ、妙な顔で、きょとんとして。……
次の茶の室から、敷居際まで、擦出して、煙草盆にね、一つ火を入れたのを前に置いて、御丁寧に、もう一つ火入に火を入れている処じゃ無いか。
座蒲団は夏冬とも残らず二階、長火鉢の前の、そいつは出せず失礼と、……煙草盆を揃えて出した上へ、団扇を二本の、もうちっとそのままにしておいたら、お年玉の手拭の残ったのを、上包みのまま持って出て、別々に差出そうという様子でいる。