일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうきょにんかふう

同居人荷風

小西 茂也

小西 茂也의 同居人荷風(どうきょにんかふう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,026자 · 17화면

아오조라 문고

九月九日。近頃チブスの注射証明書を携えねば電車に乗れず。但し六十歳以上の者は差支えなしとあり。七十一の先生曰く「わしは六十にも見えないくらい若いからどうしよう。市役所へ行って証明書でも貰ってくるかな……」

九月十日。X・Y氏は会った感じが水平社の人のようで愉快でない。しかし菊池の弟子にしてはましの方かな、と先生の毒舌例の如し。

九月十一日。先生昨夜半、テノールで歌を歌いおりしと女房ども失笑しおれり。寂しくて眠れなくて歌でも歌いしものならん、余暗然とす。鼻唄でないところに先生の面目あり。先生下痢のため終日臥床。枕許にて雑談、三田派の連中を評してH・Sの荷風論(展望所載)は彼の転向を示すプロパガンダとして用いられたるものといい、井汲清治氏はむかし荷風の小説は下らぬと書きしゆえ、今度の荷風全集月報にそれを再録したしと申さる。其他後藤末雄氏の話、S・Dがポーランドの女と同棲しておりし話など。

九月十六日。大根値上げになったゆえと称し、先生部屋代を五十円あげ百五十円出さる。当方辞退す。それではと帰りかけしもまた無理に金をおいてゆきたり。一二月頃五十円の部屋代いつしか三倍となる。