후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
三遊亭 円朝의 名人長二(めいじんちょうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 67,631자 · 134화면
のだ、聖堂の林様はお出入だから殿様にお願い申して、私が才槌で瑕をつけた因由を記いて戴いて、其の書面を此の仏壇に添えて子孫に譲ろうと思いますから、親方機嫌を直して下さい」
と只管に頼みますから、長二も其の考えを面白く思い、打解けて仏壇を持帰るのを見合せましたから、助七は大喜びで、無類の仏壇が出来た慶びの印として手間料の外に金百両を添えて出しましたが、長二は何うしてもこれを受けませんで、手間料だけ貰って帰りました。助七は直に林大學頭様の邸へ参り、殿様に右の次第を申上げますと、殿様も長二の潔白なる心底と伎倆の非凡なるに感服されましたから、直に筆を執って前の始末を文章に認めて下さいました。其の文章は四角な文字ばかりで私どもには読めませんが、是も亦名文で、今日になっては其の書物ばかりでも大層な価値があると申す事でございます。斯様に林大學頭様の折紙が付いている宝物で、私も一度拝見しましたが御維新後坂倉屋が零落れまして、本所横網辺へ引込みました時隣家より出た火事に仏壇も折紙も一緒に焼いてしまったそうで、如何にも残念な事でございます。それは後の話で此の仏壇の事が江戸市中の評判となり、大學頭様も感心なされて、諸大名や御旗下衆へ吹聴をなされましたから、長二の名が一時に広まって、指物師の名人と云えば、あゝ不器用