후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしょうまんげつ
名娼満月
夢野 久作
夢野 久作의 名娼満月(めいしょうまんげつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 18,840자 · 37화면
その前に香華を手向けて礼拝を遂げた老僧と新発意二人。老僧は金丸長者の後身友月。新発意の一人は俗名銀之丞こと友銀、今一人は千六こと友雲であった。いずれも三月二十一日……思い出も深い島原の道中から七日目のきょう、一切合財の財産を思い切って満月寺に寄進し、当住職を導師として剃髪し、先輩の老僧友月と共に、満一年振りの変り果てた満月の姿を拝んだのであった。
三人は三人とも、今更に夢のような昔を偲び、今を思うて代る代る法衣の袖を絞り合った。暫くは墓の前を立上る気色もなかったが、やがて一しきり渦巻く落花の吹雪の中を三人はよろよろと満月の墓前からよろめき出た。
三人は並んで山門を出ると人も無い郊外の田圃道を後になり先になり列を作って鉦をたたいた。半泣きの曇り声を張上げて念仏を初めた。
「南ア無ウ阿ア弥イ陀ア仏ウ」
「ナアン……マアイ……ダア――アア」
「ナア――モオ――ダア――アア」