일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きゅうけつき

吸血鬼

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 吸血鬼(きゅうけつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 190,554자 · 381화면

아오조라 문고

三谷の奴、ガランとした、汚い部屋の中で、古テーブルにもたれて、考え事をしているのが、マザマザと眺められた。

「三谷さん、三谷さん」

明智は窓の外から、声をかけた。

可哀相に、三谷青年は、どんなにかびっくりしたことであろう。彼はハッと顔を上げて、ガラスの外の暗やみを、すかして見たが、おぼろな人影が見えるばかりで、まだ明智とは気がつかぬ。

「どなた。どなたです」

彼はもう逃げ腰になりながら、上ずった声で、聞き返した。

「僕ですよ。明智ですよ。ちょっとここをあけてくれませんか」

それを聞くと、三谷の顔が、サッと血の気を失った。そして、物もいわず、向うのドアへと駆け出した。

「待てッ」

呶鳴りさま、恒川警部は、窓を押し開き、飛鳥の如く室内に飛び込むと、いきなり逃げる三谷に追い迫って、その上衣を引つかんだ。捕物には腕に覚の鬼警部だ。

「アアあなたでしたか。僕は飛んだ思い違いをしていました」

逃れられぬと分ったので、三谷は咄嗟に態度を改めて、見えすいたうそをいいながら、ふてぶてしく笑った。彼も流石に兇賊である。

「思い違い? ハハハハハハ、思い違いでなくとも、逃げ出さなければならなかったのだ。