후리가나로 읽는 일본 고전
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『わがはいはねこである』じょうへん
吾輩は猫である
夏目 漱石의 吾輩は猫である(『わがはいはねこである』じょうへん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 322,123자 · 643화면
負惜みの強い男だ。一体禅とか仏とか云って騒ぎ立てる連中ほどあやしいのはないぜ」
「そうかな」と苦沙弥先生少々腰が弱くなる。
「この間来た時禅宗坊主の寝言見たような事を何か云ってったろう」
「うん電光影裏に春風をきるとか云う句を教えて行ったよ」
「その電光さ。あれが十年前からの御箱なんだからおかしいよ。無覚禅師の電光ときたら寄宿舎中誰も知らないものはないくらいだった。それに先生時々せき込むと間違えて電光影裏を逆さまに春風影裏に電光をきると云うから面白い。今度ためして見たまえ。向で落ちつき払って述べたてているところを、こっちでいろいろ反対するんだね。するとすぐ顛倒して妙な事を云うよ」
「君のようないたずらものに逢っちゃ叶わない」
「どっちがいたずら者だか分りゃしない。僕は禅坊主だの、悟ったのは大嫌だ。僕の近所に南蔵院と云う寺があるが、あすこに八十ばかりの隠居がいる。それでこの間の白雨の時寺内へ雷が落ちて隠居のいる庭先の松の木を割いてしまった。ところが和尚泰然として平気だと云うから、よく聞き合わせて見るとから聾なんだね。それじゃ泰然たる訳さ。大概そんなものさ。独仙も一人で悟っていればいいのだが、ややともすると人を誘い出すから悪い。