일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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『わがはいはねこである』じょうへん

吾輩は猫である

夏目 漱石

夏目 漱石의 吾輩は猫である(『わがはいはねこである』じょうへん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 322,123자 · 643화면

아오조라 문고

「では、少しご無理なご注文ですが、先生の事ですから、枉げて、ここは日が暮れた事に致しましょう」

「それは好都合だ」と独仙君が澄まして述べられたので一同は思わずどっと噴き出した。

「いよいよ夜に入ったので、まず安心とほっと一息ついて鞍懸村の下宿を出ました。私は性来騒々しい所が嫌ですから、わざと便利な市内を避けて、人迹稀な寒村の百姓家にしばらく蝸牛の庵を結んでいたのです……」

「人迹の稀なはあんまり大袈裟だね」と主人が抗議を申し込むと「蝸牛の庵も仰山だよ。床の間なしの四畳半くらいにしておく方が写生的で面白い」と迷亭君も苦情を持ち出した。東風君だけは「事実はどうでも言語が詩的で感じがいい」と褒めた。独仙君は真面目な顔で「そんな所に住んでいては学校へ通うのが大変だろう。何里くらいあるんですか」と聞いた。

「学校まではたった四五丁です。元来学校からして寒村にあるんですから……」

「それじゃ学生はその辺にだいぶ宿をとってるんでしょう」と独仙君はなかなか承知しない。

「ええ、たいていな百姓家には一人や二人は必ずいます」

「それで人迹稀なんですか」と正面攻撃を喰わせる。

「ええ学校がなかったら、全く人迹は稀ですよ。