일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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『わがはいはねこである』じょうへん

吾輩は猫である

夏目 漱石

夏目 漱石의 吾輩は猫である(『わがはいはねこである』じょうへん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 322,123자 · 643화면

아오조라 문고

ちょうど柔術のようなものさ。敵の力を利用して敵を斃す事を考える……」

「または水力電気のようなものですね。水の力に逆らわないでかえってこれを電力に変化して立派に役に立たせる……」と寒月君が言いかけると、独仙君がすぐそのあとを引き取った。「だから貧時には貧に縛せられ、富時には富に縛せられ、憂時には憂に縛せられ、喜時には喜に縛せられるのさ。才人は才に斃れ、智者は智に敗れ、苦沙弥君のような癇癪持ちは癇癪を利用さえすればすぐに飛び出して敵のぺてんに罹る……」

「ひやひや」と迷亭君が手をたたくと、苦沙弥君はにやにや笑いながら「これでなかなかそう甘くは行かないのだよ」と答えたら、みんな一度に笑い出した。

「時に金田のようなのは何で斃れるだろう」

「女房は鼻で斃れ、主人は因業で斃れ、子分は探偵で斃れか」

「娘は?」

「娘は――娘は見た事がないから何とも云えないが――まず着倒れか、食い倒れ、もしくは呑んだくれの類だろう。よもや恋い倒れにはなるまい。ことによると卒塔婆小町のように行き倒れになるかも知れない」

「それは少しひどい」と新体詩を捧げただけに東風君が異議を申し立てた。

「だから応無所住而生其心と云うのは大事な言葉だ、そう云う境界に至らんと人間は苦しくてならん」