후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
わし
和紙
東野辺 薫
東野辺 薫의 和紙(わし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 35,557자 · 70화면
予期以上の尖った声であった。母のいうことがこの場合のよしには少し呑み込めない見当違いのものなので、何か言い返したい気はしたが、思いがけない母の見幕にそれなり口を噤んでしまった。むッつりと黙った母も、台所で荒い茶碗の音をさせていた。
「兄さんのお嫁さんでもくれば、お母さんの機嫌もよくなるんじゃないかと思うの。」
納屋の前の陽だまりでとしゑが言うと、よしも分別らしい眼をしばたたいた。
「ユミちゃんが駄目としたって、ほかにいくらもあると思うわ。」
「ユミちゃんだったらいいんだがなァ。」
「兄さんはうちのひとなんかと違って堅いから……。」
そう言って笑ってから、としゑは漉屋に入って行った。
「兄さん、早くお嫁さんを貰うといいわ。」
藪から棒に言いかけても、友太は眉一つ動かさない。ものに没入し切ったやや険しい横顔を見せたまま、ざぶりと簀框を槽に浸して、いい娘っ子がいるのかやと、それでも口だけは相手になってきた。
「兄さんだったらいくらでもあるわ、ね、おせんちゃん。」
真顔でいうと、わきで楮叩きをしていたせんは、首を縮めて舌を出した。
ユミは相変らず時々顔を見せていた。