일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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けいもうのげんだいてきいみとやくわりとについて

啓蒙の現代的意味と役割とについて

戸坂 潤

戸坂 潤의 啓蒙の現代的意味と役割とについて(けいもうのげんだいてきいみとやくわりとについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,857자 · 17화면

아오조라 문고

之に反して、啓蒙家というものは極めて現代日本では数が乏しいのである。彼は国家機構の壁の上で勝手に這い廻ることは許されない事情があるからだ。(私は現代の啓蒙家の代表者として河上肇博士の如きを挙げることが出来ると思う。)

啓蒙家は教育家でないと云った。社会教育(対社会教育)や成人教育・庶民教育もそれだけでは決して啓蒙ではない。同様に又彼は学者のことでも思想家のことでもないのである――。処が他方に於て啓蒙家は又充分な意味では宣伝家乃至アジテーターとも異っていることを注意すべきだ。宣伝乃至アジテーションになれば、レーニンの有名な著書にもよく出ている通り、いつも一つの重大な政治活動プロパーの内に這入っているわけで、レヴォルション時代に於ては反国家的な機能であるが、それだけに正に政治的な活動であり、政権成就後に於ては正に一つの国家活動の要点となる処のものだ。処が啓蒙はそこまで充分には政治的ではないことがその特色だろう。

私は以上のような点から、現代日本に於て意味を有っている啓蒙について、さし当り二つの特色を描き出すことが出来ると思う。その第一は、啓蒙というものが、国家機構に基いて社会的機能を与えられ、従って又社会的に公認された地位を占めているような、一切の意味での「教育」