후리가나로 읽는 일본 고전
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ラマのゆくえ
喇嘛の行衛
国枝 史郎
国枝 史郎의 喇嘛の行衛(ラマのゆくえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,238자 · 21화면
ホートンは急に黙まり込んで、例の憂鬱の表情をした。彼は旅行家であるだけに西蔵の国情もよく知っている。宮中のことにも通じていた。長老会議というものが如何に西蔵の国家に執り、且又※(「口+二点しんにょうの達」、第4水準2-4-40)※喇嘛その人に執って重大のものであるかという事も彼ホートンには解っていた。
「俺は探偵の方針を少し変えなければなるまいぞ。喇嘛が行衛を晦ました動機は、たった今俺は掴まえたけれど――そうだ、たった今つかまえた! 長老会議があったという其一言で掴まえたのだが!……行衛を晦ました其喇嘛が何処に居るかは未不明だ! 何処に居るかを突き止めるのが俺の新しい役目なのだ」
ホートンは心で斯う思い乍ら、細い注意を琅玉に向けて、尚二つ三つ質問をした。そして其結果得たものと云えば(A)特に陛下は常日頃諸国の風俗や、人情に多大の興味を持って居られて夫れを聞きたがられたということと(B)昨日の午前露台から平常のように市街の様子を何気なく眺めて居られた時、信心深かそうな老夫婦が大地に平伏して拝んでいたので、陛下は平素の慣例を破られ、ご会釈されたということなどで、そんな詰まらない※(「插」