후리가나로 읽는 일본 고전
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よじげんひょうりゅう
四次元漂流
海野 十三
海野 十三의 四次元漂流(よじげんひょうりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 63,363자 · 128화면
そしていよいよ重要書類と木見学士の研究ノートの間から抜いた『復元文献抄』の入れてある引出が、課長の手によってぬきだされ、中が改められた。
「あっ、入れてあったものが無い!」
課長の顔はおどろきのために、赤くなり、そして次に青くなった。
無い。たしかに入れてあったものがない。その引出に入れてあったはずの重要書類と文献抄とが見えないのだ。
でも、まことにふしぎである。この大金庫はちゃんと錠が下りていたのに。……するとあの幽霊はこの大金庫をあけるための鍵を持ち、暗号錠の暗号を知っていたのであろうか。
課長は、もしや外に入れ忘れたのではないか、大金庫内の棚の引出などを念入りにしらべてみた。だがその結果はやっぱり同じことであった。重要書類も文献抄も、この大金庫内には全く見えないのだ。
「困った。困った」
課長はがっかりして、椅子に腰を下ろした。他の課員たちも、長時間にわたる奮闘の疲れが急にでてきて、大事なものを抜き去られた大金庫のまわりへ、みんなへたばってしまった。
「幽霊が相手じゃ、全くやりきれないよ」
「仕方がない。われわれのやり方を、このへんでかえるんだな、今の調子じゃ、この事件はいつまでたっても解決しない」