후리가나로 읽는 일본 고전
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そうせきしとわたし
回想 子規・漱石
高浜 虚子
高浜 虚子의 回想 子規・漱石(そうせきしとわたし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,187자 · 231화면
全くあの間は弱らされたよ。」と居士は後になって話していた。
従って居士から余らに宛て、その起居を報ずるような手紙をよこすことは極めて稀であったが、ただ居士の留守中碧梧桐君と余との両人に依託された『日本新聞』の俳句選に就いて時に批評をしてよこした。この頃余は碧梧桐君と協議の上本郷竜岡町の下宿に同居していた。そうして俳句はかなり熱心に作っていた。
余は桜花満開の日青木森々君と連れ立って大学の中を抜けておると医科大学の外科の玄関に鳴雪翁が立っておられて我らを呼びとめられた。翁の気色が常ならんので怪みながら近よって見ると、
「古白が自殺してなもし。今入院さしたところよなもし。」と言われた。それで余らはすぐその足で病室に入って看護することになった。ピストルの丸は前額に深く這入っていたがまだ縡切れてはいなかった。余はその知覚を失いながら半身を動かしつつある古白君をただ呆れて眺めた。謹厳な細字で認められた極めて冷静な哲学的な遺書がその座右の文庫の中から発見された。
数日にしてこの不可思議な詩人は終に冷たい骸となった。葬儀の時坪内先生の弔文が抱月氏か宙外氏かによって代読されたことを記憶しておる。