후리가나로 읽는 일본 고전
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そうせきしとわたし
回想 子規・漱石
高浜 虚子
高浜 虚子의 回想 子規・漱石(そうせきしとわたし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,187자 · 231화면
当日の居士の句に、
蚊帳に入りて眠むがる人の別れかな
とかいうのがあったかと思う。余は蚊帳に入ると殆ど居士の話も耳に入らぬように睡ってしまった。
須磨にて虚子の東帰を送る
贈るべき扇も持たずうき別れ 子規
余は此の句に送られて東に帰った。
居士の保養院に於ける言葉はその後余の心の重荷であった。そこで余は帰東早々これを碧梧桐君に話し、早稲田専門学校に坪内先生のセークスピヤの講義を聴くことをも一つの目的として高田馬場のある家に寓居を卜した。此の家はもと死んだ古白君の長く仮寓していた家であったという事が余をしてこの家を卜せしむるに至った主な原因であった。
専門学校の入学試験は容易であったが、不幸にして坪内先生の講義はセークスピヤでなくてウォーズウォースであった。そのウォーズウォースの講義は少しも余の興味を牽かなかった。その他に在っては大西祝先生の心理学の講義を面白いと思ったが、それ以外には興味を呼ぶものがなかった。初めはつとめて登校していたが、それも漸く欠席勝になってしまった。此の明治二十八年の九月に専門学校の文科に這入った同期生は三、四十人であったかと思うが、余はそれらの人の名前を一人も記憶しておらぬ。