일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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としょかんほうをちほうのばんにんのてに

図書館法を地方の万人の手に

中井 正一

中井 正一의 図書館法を地方の万人の手に(としょかんほうをちほうのばんにんのてに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,589자 · 4화면

아오조라 문고

このこころを、この三寸の胸に、ひそめていた私は、図書館法通過の責任を担った去年七月、一つの熱情として、私をとらえていた。

この法案は、日本の村々の涯に、あのつぶらな瞳をした、少年達に、青年たちに本を読ます図書館をつくってやるという法案である。

こんなに簡単な、こんな明るい法案が、最近の国会の中にあったであろうか。

しかもこの法案は、人々からいえば、隅のゴミゴミした屑法案の一つでしかなかったかも知れない。ちょうど、義務教育法案が、日清宣戦布告の議案よりも遙かに軽い法案であったように。

しかし、今から思えば、明治法案中、地方文化にとって、義務教育法案ほど、巨大な意義をもつ法案は、今後の歴史の上においても見出せまい。

目に見えない法案こそ、巨大な意味をもつことがある。

図書館法案も、また、地方文化にとっては未来に向かって、巨大な断層をもつ法案である。

二十六年度、国庫より※(2分の1、1-9-20)の補助金(八千万円ないしそれ以上)を闘いとることは、全図書館界、出版界の文化運動によって、決するのである。

中央でのこの戦に勝ち、七月から効力を発する図書館法案を、地方文化の、万人のものとするために生かすこと、これは出版界一九五〇年度の大いなるキャンペーンというべきであろう。