일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こくさいさつじんだんのほうかい

国際殺人団の崩壊

海野 十三

海野 十三의 国際殺人団の崩壊(こくさいさつじんだんのほうかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,767자 · 31화면

아오조라 문고

それは博士の退所時間三十分も過ぎていた。博士は、門をくぐり、ペイブメントをとおり、いくつかの会社のビルディングの蔭に行き、研究所の扉を押してスーウと内に入った。名札をかえすと、スタスタと実験室の中に入って行った。そのとき、別な廊下から、白い実験衣をきた一人の技師があらわれた。彼氏は、そこの壁にかかっていた研究所員の名札を見まわした。

「所長室はあいているようだから」と、今し方、鬼村博士が習慣的にかえして行ったために、「不在」をあらわす赤字の札になっているのを指しながら彼氏はあとから顔を出した助手に云った。「今試作した毒瓦斯は、直ぐ所長室へ送りこむんだ。そして一時間置きに、気圧計を読むんだぜ」

「じゃ、今送ります。時間がよろしいようですから。――弁をみんな開いて七百八十五ミリになりました」

「オウ・ケー」

*  *  *

完全で、正確この上なしの頭脳を持っている筈の鬼村博士はまことにつまらない、錯覚のために不慮の最後を遂げた。国際殺人団全体にその飛報が伝わると団員一同は色を失った。それも無理のない話で、博士の企てた第二期計画の日は、実にその翌日の暁かけて決行されるのであったから。