후리가나로 읽는 일본 고전
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トソンラン
土城廊
金 史良
金 史良의 土城廊(トソンラン)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,752자 · 52화면
「何処だいば――昼飯だよう」
やがて冬となれば、男達は籾を売りに牛車の大王鈴の音もりんりんと賑やかに都会へ向う。だがこんな静愉な生活も永く続きはしなかった。何かしら見えない巨大な力に生活の台盤はだんだん蝕ばまれ、暮しは困窮になる一方だった。僅かの自作田もその中に他人の手へ移って彼は一介の貧農小作となった。やがて彼の所にも小作権移動の通知が舞い込んだのだ。それは夏も終る頃であったろうか。稲は高く伸び穂は重く垂れていた。先達は極度の絶望と忿怒で歯をがしがし研ぎ、目には赤い光を点していた。妻は舎音(農監)の所へ哀願に出掛けた。だが深夜おどおど帰って来た婦の姿――泣き崩れる彼女の髪はふり乱れ、――上衣は揉みくちゃになり、その間から皮膚が白く覗いていたのである……。
追憶から突然我に返った。彼は頭を振った。悪夢からでも離れようとするように。そして徐ろに懐から小さな煙管を取り出した。そうだ、不貞腐れの婦が身を売ったために小作権がもとに返った時、いっそのこと婦を殺し自分も諸共死ねばよかったのに。だがやはり引きずるようにして共に村を去って来た自分ではないか。
その時ふと足元に何かが引っかかったので驚いて先達は飛びしさった。