일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ちじょう

地上

島田 清次郎

島田 清次郎의 地上(ちじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 175,250자 · 350화면

아오조라 문고

と言ったこともあった。そしてそうした事を言う程にお里が三人のうちでお光を誰よりも愛したことも事実であった。お光はまた、父の容太郎が急がしい事業に暇々に虚弱な、我儘で、小心な容一郎が泣いてぐずっているのを「ああ、北野家も己限りかなあ」という風にじっと見守っている寂しそうな姿も覚えていた。生まれた子の劣悪を非難できない父の心中を思いやるとお光は淋しく、そうして自分の肉心にめぐる血に異様な恐ろしさを感じずにいられなかった。父はお光をも愛したが、勝気で男勝りな、強い綾子の、豊麗な少女と成長して行くのにある希望を見出していた。

三人の兄妹が七、八つになった時分、隣村にはじめて小学校のようなものが創立された。誰一人村では通わそうというもののないその学校へ容太郎は召使をつけて毎日三人を学校へ通わした。お光には知らない他所の子供達と一緒に椅子に腰かけて、年老いた先生から難しい漢文や算数を習うことが厭でたまらなかった。どうかして学校へ行きたくないものだと、その頃お光はどんなに思ったろう。それに引きかえ容一郎と綾子は学校へ行くことを喜んだ。容一郎の学問に対する進境の速かなことは学校の先生を驚かした。