후리가나로 읽는 일본 고전
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ちていせんしゃのかいじん
地底戦車の怪人
海野 十三
海野 十三의 地底戦車の怪人(ちていせんしゃのかいじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 55,000자 · 111화면
そのとき、とつぜん、思いがけないさわぎが起った。司令のそばへ副官がとんできたのだ。
「おお、飛行司令。リント少将は、こっちに見えていないか」
「リント少将? 閣下は、こっちへ来ておられません。どうかしましたか」
「いや、一大事だ。さっきのさわぎのうちに、リント少将の姿が、急に見えなくなったのだ。もう、しらべるところは、全部しらべた。困ったなあ。君のところも、もう一度、念入りにしらべてくれたまえ」
「はい、承知しました」
一大事である。飛行隊員は、総動員で、附近をさがすこととなった。――そしてピート一等兵は、味方をうったことが、司令にしられそうになり、あやういところで、たすかった。
ところが、そのころ、氷の中の監房でも、ふしぎな囚人紛失事件が、もちあがっていた。監房の前では、衛兵と折から又そこへ下りてきたパイ軍曹とが、声高にあらそっている。
「冗談じゃありませんよ。パイ軍曹どの、はやく囚人をかえしてください。黄いろい幽霊を……」
「わしは、知らん」
「わしは、知らんじゃ、困るじゃありませんか。軍曹どのが、監房の扉をあけて、囚人を引っぱりだしたのですぞ。それから、ピストルでおどかしたり、靴で、けとばしたりしたではありませんか」