후리가나로 읽는 일본 고전
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ちきゅうはっきょうじけん
地球発狂事件
海野 十三
海野 十三의 地球発狂事件(ちきゅうはっきょうじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,306자 · 173화면
彼は起き上がって暖炉の前に腰を下ろすと、下紐を引いて人を呼んだ。
ガロ爺やは坊ちゃま御帰邸のよろこびを懸命に怺えているという顔でドレゴの前へ立った。
「浴槽を用意して貰おう」
「はい。もう用意ができておりますでございます」
「ふん。――何か変わったことはないか、早く僕に報告しなければならない性質のもので……」
「はい、ございます、昨日午後四時より始まりまして、サンノム家のエミリー嬢が坊ちゃま……おほん、若旦那様に至急の御用があるとかで六回もお見えになりましてございます」
「困ったねえ、あの女には」
「……」
「今朝は、まだ来ないか」
「はい、まだお見えになりませんよ」
「やれやれ、早いところ風呂へ入って、ずらかるかな」
ドレゴが、大理石の浴槽につかってとろんとしているとき、ガロ爺やがやって来て、エミリーの来訪を伝えた。
「まだお目ざめではないと申し上げては置きましたが……」
「いや会おう……昨日僕は頓馬だった、たとえエミリーがどう思っていようと、僕はゼムリヤ号事件の名誉ある発見者として、その最新情報を集め、その核心へ、突進しなければならないのだ」
ドレゴかひとりごとをいっているとき、浴槽の入り口が開いて女の首が中を覗き込んだ。