후리가나로 읽는 일본 고전
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ちきゅうはっきょうじけん
地球発狂事件
海野 十三
海野 十三의 地球発狂事件(ちきゅうはっきょうじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,306자 · 173화면
水戸記者は、轟く胸を抑えつつ軟泥を蹴って前進した。
一行が、それから百歩ばかり前進したとき、突然ものすごい地震が起こり、軟泥は舞上ってロンドンの霧のようにあたりに立罩め、各自の携帯燈は、視界を殆ど数糎にまで短縮し、一同は壁の中に閉じ込められたようになった。と同時に連発するものすごい地震は、非常な不安を起させ、誰もそのまま立っていることが出来ず、海底にドラム缶を転がしたように横になった。
水戸記者は誰よりも早く転がった方であるが、それは彼が誰よりも早く恐怖に陥ったというわけではなく、かねてこういう場合に迅速に姿勢を低くすべきであると考えていたことを実行に移したばかりであった。
が、潜水服を通じて、彼の五体に伝わって来る強い振動は、決して愉快なものではなく、彼はもうすこしで下痢が起こるような気がしたほどである。
やがて振動はぴたりと熄んだ。
「ほう、助かった!」
誰も皆が、そう思ったに違いない。が軟泥は濛々とあたりを閉じ籠め、視界は全く利かず、生きた気持もなかった。
と、突然水戸は背後にがんがんと連続的な衝撃を受け、身体がくるくると回転を始めた。彼の手が空間で石のようなものに触れたが、思わず手を握ると、手の中ではたはた動くものがあったので、彼は背後から魚群に突当られたことを諒解した。