후리가나로 읽는 일본 고전
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ちきゅうとうなん
地球盗難
海野 十三
海野 十三의 地球盗難(ちきゅうとうなん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,072자 · 168화면
その弱点と称するウラゴーゴル星が地球をどうして引張ったかということなどは、他日誰かがゆっくりと解決をつければいいのだ。その答案が出ていないということは決して大隅学士の不名誉ではなかった。しかもこの弱点に賛成して、大隅学士の名声がだんだん地に堕ち、彼を大山師と呼ぶ者が殖えてきたことは、いくら学非連中が泥合戦を好むとはいえ、なんという浅ましいことであろうか。
純真な大隅学士は、心の痛手にたえやらず、悶々として下宿の一室に閉じ籠り、一歩も外に出でなかった。そのうちにも彼の心はただ一つのことを念じていた。
「いまにまた無線電話がウラゴーゴルへ通ずるだろう。そうすれば佐々砲弾がなにか有力な報告をしてくれるだろう。彼はウラゴーゴル星にいるんだから『如何なる方法によりウラゴーゴルは地球を手許に引き寄せたか』ということを調べてくれるにちがいない」
このところ大隅学士も年齢の若いため、世間からの侮蔑に少しやっつけられた形であった。彼がもうすこし冷静だったら、この難問を解決してもっと早く笑顔を作ることが出来たかも知れない。彼はこの際下宿などに閉じ籠っていないで、武夫少年の待っている矢追村に直行する方がよかったのである。