일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ちきゅうとうなん

地球盗難

海野 十三

海野 十三의 地球盗難(ちきゅうとうなん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,072자 · 168화면

아오조라 문고

赤ちゃんは遂に丘の上にのぼりつめた。烈々たる太陽は灼けつくように代志子坊やを照らしていた。彼女はこれからどっちの方へ匍ってゆこうかと考えているようであったが、それまではまあよかった。ところがそのとき突如として大異変が赤ちゃんの身体の上に降ってきたのだった。このとき赤ちゃんの着ている富士絹らしい白いベビー服が、ムクムクと膨れあがってきた。それはまるでベビー服の下で、ゴム風船を膨らしているような具合だった。ベビー服はピーンと突っ張って見る見るはち切れそうになった。と思った途端、ビリビリと微かな音をたてて破れてしまった。その下からは赤味のさした露わな肉塊が現れた。それは不気味にピクピクと蠢めいていたが、だんだん膨れ上ってきて、みるみる豚ぐらいの大きさになった。だがその怪物はたしかに代志子坊やに相違なかったのだった。あまりにムクムクと膨れてきたので、破れたベビー服は涎かけのように、申し訳にその首のあたりにぶら下っていた。こうして現れた摩訶不思議なる赤ン坊の大入道!

昔のお伽噺に、魔法の国から成長液の入った壜を盗んで来た一寸法師が一と口その液体を舐めると、彼の身体が俄かにムクムクと大きく成長して一人前の人間ぐらいの背丈になるという話があったが、それは人間の考えた作り話のこと――代志子坊やの場合は、白日下の地球上で