후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ちきゅうようさい
地球要塞
海野 十三
海野 十三의 地球要塞(ちきゅうようさい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 71,834자 · 144화면
「云ったな」
私は憤然として、提督の頬桁をなぐりとばした。私は、もはやこれ以上、日本民族への侮辱にたえられなかったのである。
苦悶する米提督――欧弗同盟軍に砲門は開けない
「おお、では君は、日本人だったのか。なぜ初めから、そのとおり姿を見せてくれなかったのか」
提督は、非常な驚愕を示して、椅子から立ち上った。そして、呻くように、
「おお、日本人、たしかに日本人だ。……」
と云って、手で自分の眼を蔽う。
私は悟った。私の姿が、提督の前に現われたのだ。それは全て、X大使の余計なおせっかいであった。このへんで、私の姿を、ピース提督に見せてやろうと考えて、いきなり実行したのであろう。私には何の相談もなかったのだ。私は結局、傀儡である。X大使の手によって、勝手にうごかされている人形でしかない。私は口惜しかった。だが、どうすることもできない。なに分にも、相手は四次元の生物X大使だから……。
私は観念して、ピース提督の前に立ち、彼がどうするかを凝視した。
ところが、提督は思いの外、周章狼狽しているのだった。彼は、後ろの壁に、ぴったりと体をつけ、恐怖の眼なざしをもって、私を見据えた。