후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
つぼ
壺
山本 周五郎
山本 周五郎의 壺(つぼ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,624자 · 34화면
又右衛門を見かえり見かえり、胸をつくような急坂を登っていったが、やがて左手に台地のひらけているところまで来ると、なにやら叫びながらそこへ立ち竦んでしまった、立合はもう始っていたのである、……叢林をきりひらいた五百坪ばかりの草原のまん中に、七郎次が木刀を構えて仁王立ちになり、それに対して中年の武士の一人が真剣を抜いていた、伴れの二人は少しはなれて両者のほぼ中間に立ち、息を凝らせて立合のようすを見まもっている、森閑とした草原とこの闘争の人々の上に、さんさんとふり濺ぐ冬の日光は眩しいほどに思えた。
「……しずかに」又右衛門はおぬいを制して傍らの松の木蔭へ身をよせた、「こえをたてぬよう、暫く見ているがよい」「でも大丈夫でございましょうか……」又右衛門は答えなかった。かれは七郎次の身がまえのすばらしさにおどろいたのである、法はずれではある、我流がむきだしには違いない、しかし無ぞうさに中段へつけた木刀、籠手をひき半足に踏みひらいた躰勢には、田宮流の「むちむすび」というかたがもっと単直にあらわれている、それは本吉権之允の稽古から自得したものであろう、烈々たる