일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

なつのよのぼうけん

夏の夜の冒険

平林 初之輔

平林 初之輔의 夏の夜の冒険(なつのよのぼうけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,930자 · 12화면

아오조라 문고

でも私たちは根気よく問いただして、この子供の家が西ヶ原にあるということだけをききとることができた。

橋の手前に交番があったので、私たちは、ほかにどうしようもないので、その子供を交番へつれていった。きまった仕事をもっている駅員はこういう悠長な仕事にいつまでもかかわりあっているわけにはいかないので、いつのまにか帰ってしまった。

――この子供が、そこの草叢の中にいたんです。家へ届けてやってほしいんですが?

――どこにいたんですか?

巡査はうるさそうに額をしかめながら問いかえした。無理もないことだ。

――あそこの土手のつつじの根元にいたんですよ。家がわからないんじゃないかと思うんです。

――あちらなら、滝野川署の管轄になっているんで。

巡査は、たった橋一つのちがいで、この厄介者をしょいこむのを拒絶する口実を見つけたらしい。

――どこの管轄か知りませんが、とにかく、この辺には、交番はここだけしかないんですから、何とか保護してやったらどうです。

――そういうわけにはいきませんね。むこうには、ちゃんと所轄署があるんだから、面倒な問題になりますからね。

――ではこの子が一人ぼっちで、夜中にこんなとこをうろうろしてても、君は所轄署がちがうからって傍観してるんですね?