일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

よるのちょう

夜の蝶

山本 周五郎

山本 周五郎의 夜の蝶(よるのちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,345자 · 21화면

아오조라 문고

老人はふらふらする手で、涙と涎で濡れた口のまわりを拭き、だらしなく咽びあげた。

「その相談のすぐあとで旦那は倒れた。さあどうする。二日めには亡くなった、十五年めえの、――明日がその祥月命日だ」と老人は咽びあげながら云った。「仕切りは迫ってる、旦那は亡くなった、金はねえ、さあ、どうする……おらあ知ってるからはらはらしていた。すると、高次てえ人が姿を消した。旦那の亡くなった晩のこった。子飼いから育てられて、お幸さんの婿になると定ってた人が、――お幸さんと祝言して京伝の旦那になるのを眼の前に、ふいっと姿を消しちまった」

「八百何十両という金を掠ってだ」と六兵衛が云った。「やつには金のほうが欲しかったんだ」

「八百何十両掠って逃げた、そう聞いたときに、おらあすっかりわけがわかった」と老人は云った。「高次てえ人は旦那に死恥をかかせたくなかった。自分が盗んで逃げたことにすれば、旦那は恥をかかずに済む。旦那の不始末は明るみに出ねえで済む、こう思ってやったことだ」

「わかった、わかった」と六兵衛が云った。「おめえの云うことはよくわかってるよ、源さん」

「おめえたちにはわからねえ」