일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいうちゅうえんせいたい

大宇宙遠征隊

海野 十三

海野 十三의 大宇宙遠征隊(だいうちゅうえんせいたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 53,967자 · 109화면

아오조라 문고

そのうちに、とつぜん奇妙なことが起った。ぽーんとつきあげた風船が、すーっと天井にのぼっていったが、そのまま天井に吸いついたようになって、いつまでも下へ落ちてきそうでない。

(これは、へんだな)

三郎の身体が、このとき、急にかるくなり、そしてかるい目まいがした。

その次の瞬間であった。

じりりん、じりりん、じりりん。

警報ベルが、けたたましく鳴りだした。

「重力装置に故障が起った。修理に、五分間を要す」

ベルが鳴りやむと、そのあとについて、高声器から当直の声がきこえた。

重力装置の故障なんだ!

前にも、ちょっと説明したが、宇宙へいくに従い、重力がなくなる。この噴行艇の中にいる乗組員たちは、重力がなくなると、勝手がちがって、働きにくくなる。それでは困るから、わざわざ器械をまわして、この艇内だけに特に重力を起してあるのである。その重力装置が、故障になったという知らせである。道理で、ゴム風船が、天井へ上ったきり、落ちてこないわけだ。

(だが、さあたいへんだ!)

三郎は、急にいそがしくなった。重力装置が故障になると、室内の物品が、それぞれひとり歩きをはじめる。