후리가나로 읽는 일본 고전
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だいのうしゅじゅつ
大脳手術
海野 十三
海野 十三의 大脳手術(だいのうしゅじゅつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,185자 · 31화면
その肝臓というのは、肝臓病ではない死者から摘出し、予ねて貯蔵してあったものであり、そしてそれはその遺族が世界人類の幸福のために人体集成局部品部へ進んで売却したものなんだ。まあこういうのが公明正大で、瀬尾教授の手術を受ける者は一点の後めたいところもない。これでなくちゃいかんよ」
と鳴海三郎は、真剣な顔付になって大いに弁じた。しかし私は一向感心しなかった。移植手術に公明正大か否かを問う必要はない。要するに移植手術を受けた者は幸福になれるのだから、それでいいのだ。むしろ問題は、その手術の手際如何にあるだろう。
「どうだ闇川。聴いているのか」
「うん、聴いている。で、君は迎春館の話を一体誰から仕入れて来たのかね」
「或る新聞記者からさ。尤もその記者は、倶楽部で仲間からの又聴きなんだそうな。その話によると、迎春館は表通を探しても見つからないそうだが、一度その中へ飛込んだ者はその繁昌ぶりに愕かされるそうだ。そして何でも、僕たち小説家仲間に、迎春館のことについてとても詳しい奴がいるんだそうな、生憎その名前を聞くのを忘れたがね。おや、何を笑うんだ」
私はぎくりとして、笑いを引込めた。