일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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だいしぜんをたたう

大自然を讃う

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 大自然を讃う(だいしぜんをたたう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,573자 · 3화면

아오조라 문고

。自己を微々たるものと感ずるのは、あらゆる雑念雑事を払い去った赤裸な自分自身に対する――平素見馴れない自分自身に対する――一時の頼り無さに過ぎない。心を静めて観ずれば、自己の微小はやがて自己の偉大となる。小我を去って大我に還るとは、この間の消息である。たとい吾々の生が落ち散る一枚の木の葉に等しかろうと、その一枚の木の葉はやがて、深山幽谷全体の気魄に相通うものである。たとい吾々の生が波間に漂う一の泡沫に等しかろうと、その一の泡沫はやがて、大海全体の力に相通うものである。たとい吾々の生が一の仄かな星の光に等しかろうと、その一の仄かな星の光はやがて、天空に散布してる無数の星辰の輝きに相通ずるものである。而も不思議なのは、微々たる自分の生を静に見守ることによって、そういう広々とした境地へ踏み出していく、生きた心の働きである。生きてるということが、如何に輝かしい貴いことであるか! 吾々は大自然に接して初めて、本当に自分の生を愛し慈みたい念が、胸の底からしみじみと湧き上ってくる。

第一にこの意味で私は、大自然を讃えたい。