후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 159,272자 · 313화면
しかしながら、その翌日は相変らずの道庵は道庵、米友は米友。
二人ともに別段、武芸者としての改まった身姿にもならないのは、道庵のせっかくの謀叛に、米友が不同意を唱えたわけではなく、小諸の城下を当ってみたけれども、変装用の思わしい古着が見つからなかったものらしい。
道庵は「鍼灸術原理」という古本を一冊買って、小諸の宿を立ちました。
小諸から田中へ二里半。田中より海野へ二里。海野より上田へ二里。上田より坂木へ三里六町。坂木より丹波島へ一里。
丹波島から善光寺までは、もう一里十二町というホンの一息のところまで来て、犀川の河原。
この河原へ来た時に月があがったので道庵先生が、すっかりいい心持になって、渡しを渡らずに河原へ出てしまい、明日はいやでも善光寺。今晩はここで、思う存分月見をしようといい出しました。
信州名代の川中島。月はよし、風はなし、前途の心配はなし。米友を促して、渡し場から莚を借り、それを河原の真中に敷いて、一瓢を中央に据え、荷物を左右に並べて、東山のほとりより登り、斗牛の間を徘徊しようとする月に向って道庵は杯をあげ、そうして意気昂然として、川中島の由来記を語って米友に聞かせました。