일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 159,272자 · 313화면

아오조라 문고

本はないと思いました。

なぜ、もっと早く、こんな面白い本を読まなかったのだろう。尤も、出版はされず、写本として知人に配布されただけの書物だということだから、今まで自分の眼に触れなかったのも止むを得ないが、いま読んでも、読むことの遅かったのを悔ゆるばかりです。

第一、その文章からして、従来の漢学臭味を脱している上に、平易明快で、貝原益軒をもう少し大きく、明るくしたような書きぶりが頭に残ります。

それにしても著者は何者。署名はなくて、ただ、「江戸、鉄砲洲某稿」としてある。当代に名だたる洋学者の筆のすさびだろうとは思われますが、誰とは当りがつきません。例えばその文章は、

「先年、亜米利加合衆国よりペルリといへる船大将を江戸へ差遣はし、日本は昔より外国と付合なき国なれども……」

という書出しで、諸外国と交誼を修し、通商貿易を求めに来るのを、

「日本国中の学者達は勿論、余り物知りでなき人までも、何か外国人は日本国を取りにでも来たやうに、鎖国の、攘夷の、異国船は日本海へ寄せ付けぬ、唐人へは日本の地を踏ませぬなど、仰山に唱へ触らし、間には外国人を暗打にするものなど出来て、今のやうに人気の騒ぎ立つは、ただ内の騒動ばかりでない、斯く人心の片意地なるは世間へ対しても不外聞至極ならずや。