일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 159,272자 · 313화면

아오조라 문고

そこで、八人の侍が諜し合わせているとも知らず、花道から岩見重太郎が出て来る。重太郎が出ると見物が騒ぎ出して静まらない。海老蔵、海老蔵の声が雷のようだ。

いかにも重太郎、武士の風こそしているが、ボンヤリして馬鹿みたような顔をしながら歩いて来る。舞台の程よいところへ来ると、以前の若侍が出て調戯う。そうして結局酒を飲ませるといって附近の料理屋の二階へ連れ込む。

同じ幕の二場。

桝屋久兵衛という立派な料理屋の二階。八人の若侍が薄馬鹿の重太郎を囲んでしきりに嘲弄しながら、大杯で酒をすすめる。それを重太郎がひきうけて八杯まで呑む。そのうち、二人ばかり重太郎に組みついて来ると、重太郎がそれを取って投げる――つづいて組みついたり――打ってかかったりするのを、残らず二階から下へ投げ落してしまう――それから舞台が半廻しになって、重太郎は海岸の淋しい松原をブラブラ帰りながら、自分は三鬼山の奥に三年籠り、一人の老翁のために剣法を授かったが、その老翁が喬木は風に嫉まれるから、決してその術を現わさぬよう、平常は馬鹿を装っているがいいといわれたから、その通りにしている、親兄弟にも馬鹿になって来たと思われているが、身に降りかかる火の子は払わなければならぬ、無益な腕立てをして残念千万、というような独白がある。