일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,962자 · 145화면

아오조라 문고

「言ったよ、頓馬と言ったのが悪かったのかえ、人の足を踏んで、御挨拶の一つもできぬ奴は、頓馬だろうじゃないか」

「わりゃ、天下の力士を知らんか?」

そこで、物争いに火がつきました。だが、この物争いは火花が散るまでには至りません。

それは、お角さんの気合いが角力取を呑んでしまったというよりは、天下の力士というものが、こうも多数に集まっていながら、一人の女を手込めにしたという風聞が立っては、外聞にはならないのみならず、人気にも障るということに気がつかないわけにはゆかなかったからでしょう。

女というだけに、そこにどうしても優先権があるようです。しかし、また一方から言えば、天下の力士ともあるべきものが、女一人をもてあましたとあっては、外聞はとにかく、この場の引込みがつかないという事情もあるようです。

お角さんは、それをせせら笑いながら、手廻りのものを押片附けて、待たしてある駕籠屋を呼ぼうとすると、この時、店の一方で遽かに、すさまじい物争いが起りました。ほんの一瞬間の言葉咎めから争いが突発したものらしく、さすがのお角さんさえ、度胆を抜かれて振返ったくらいです。