일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,962자 · 145화면

아오조라 문고

その急病人の上には、形ばかり蒲団をかけてあるが、その上に白布をいっぱいにかぶせてある体を、馬上にいたお雪ちゃんが、最もめざとく見て、そうして、はて、これは急病人ではない、もう縡切れている人だ、お気の毒な、急病の途中、高山までよいお医者の許へとつれ出してみたが、もうイケないのだ、気の毒な――とお雪は、よそながら同情してしまいました。

久助さんも、同じように見たとみえて、その人たちに向って、

「御病人でございますか」

「はい――どうも、いけませんでな」

一行の肝煎が、はえない返事。

「お気の毒でございます、こんな山方で、急病の時はさだめてお困りのことでござんしょう」

「はい、どうもなんにしても、こんな山坂の間でござんすから」

「どちらからおいでになりました」

「白骨から参りました」

「え、白骨から、左様でございますか、いつ白骨からおいでになりました」

「昨晩、夜どおしで参りました」

「それは、それは」

久助さんも改めて、その釣台を見直すのでありました。

それというのも、自分も昨日、白骨を立ったのであるが、こんな人には行逢わなかった。多くもあらぬ白骨谷に籠る面々には、みんな近づきになっているはずだのに、あの中には、いずれも一癖ありそうな人ばかりで、急にこんなになって運ばれねばならぬ人は、一人も見かけなかったのに、はて、不思議