일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 254,021자 · 495화면

아오조라 문고

「それじゃ、まあ御免くださいよ」

と言って、クルリと向き直り、入口へ腰を卸して早くも草鞋を取ってしまいました。

草鞋を取ってしまうと、与八の傍へ寄って来て、

「お前さん、いくつにおなりだえ」

改めて年齢を聞かれたので、与八は、また改めて答えました、

「数え年の四つになりますでございますよ」

「違うよ、わたしは、その子供さんの歳をたずねているのじゃありませんよ、お前さんの歳を聞いているのですよ」

「はあ、わしでございますか、わしは二十でございますよ」

「二十――なるほどね」

とお婆さんが、また深く感心してしまいました。

前に感心したのは、その人相がいいということでありました。しかし、今の返答ぶりで見ると与八は、この矍鑠たるお婆さんから、自分の人相がいいといって感心されたことをお感じがなかったようにも見える。何となれば、改めて年齢を聞かれた時に、数え年の四つだと答えました。

してみると、いい人相だと賞められたのは自分でなく、自分の抱いているこの郁太郎のことだとばっかり考えていたのに相違ない。与八としては、今までずいぶん、自分の体格がいいということは、人からほめられるに慣れている。