후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 254,021자 · 495화면
単に金が貰いたいだけで、あれだけの働きができるか、そこには意気もあり、然諾もあり、義勇もあり、犠牲の念もあって、身を忘れて許すものがなければできることではない。それを貴様は、単に金銭目当てだけで動いているようにこき卸している。我々は近藤の同志ではない、むしろ、彼等が跋扈して、勤王の志士を迫害することを憎み憎んでいる者なのだが、さりとて彼等の胆勇は敵ながら尊敬せざるを得ん、幕臣旗本がおびえきって眠っているうちに、彼等だけが関東男児の意気を示していることは敬服に堪えんのだ。然るに貴様は同郷であると言いながら、勇士をさように侮辱する、許し難い、その指の恰好はそりゃ何だ」
よたとんが阿弥陀様のするような変な形をしていた指先を、五十嵐がそのまま逆にとって捻じ上げました。
「アイテテ、アイテテ」
よたとんは非常に痛そうな面をしてもがく。五十嵐も、少々の痛みを与えてやるだけのつもりであったものですから、そのまま突き放すと、よたとんがよろよろっとよろけました。
口ほどにもなく、あんまり弱腰だものですから、五十嵐もいたずら心が手伝って、つい弱腰をはたと蹴ると、よたとんは、