후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 178,374자 · 345화면
浜屋へ投宿して、一室に通された宇津木兵馬。その一室が、がんりきの百が小指を落された一室であるということは知りません。
少し、土地柄のことについてお聞き致したいことがあるが、御亭主にお目にかかりたいと申し入れると、亭主でなく、若いおかみさんが御挨拶に来ました。
湖岸の供養塔のことを話題としての宇津木兵馬の質問に答える、若いおかみさんの返答は、親切にして且つ詳細なものでありました。第十一の巻に現われた通りを裏から見たおかみさんの返答であります。その見るところに見足りないところはあっても、その答えるところに駈引はありません。兵馬にはいちいち納得のゆくことばかりであります。
そうして、お内儀さんの最後の断案も、浜辺の老漁師の下したと同じことで――
今様お半長右衛門のような二人の心中は、完全に遂げられて、その亡骸は絶対に浮んで来ないことを信じている。けれども、その善後策に就いては、まだ人の知らない新しい事実を教えてくれました。
それは、二人が完全に、湖中に入水を遂げたと知ったその日に、二人の供養があの臨湖の湖畔で営まれたこと、そうして、この供養の施主というのが、疑問の一人の女性であったということです。