후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 178,374자 · 345화면
今日は、この海岸線を行き得られるだけ行き、内側方面の踏査は、いずれ相当の人数を伴うて、測量式に行う時があるべしとして、今日はまず海岸の瀬踏みのようなものです。
行くことおよそ二里と覚しい頃に、この島が予想したよりは奥行のある島だということに気がつきました。二里にして行手に一つの岩山を認めます。海岸に沿って北に走り、この島の分水嶺というほどではないが、テーブルランドを成しているらしいという地勢に駒井が興味を持ち、あの最も高い地点に立つと、他のどこよりも展望の自由が利くことを認め、そこで望遠鏡をほしいままにしようと思いついて、それに向って行くこと約半里、いたりついて見ると、予想ほどに高くはなく、高いと思って来て見たところに、凸凹があって、最高地点を求めている間に、また勾配が均されてしまう、その間に一つの入江がある、入江ではない、相当の湾入があって、自分たちの着いた海を北湾入とすれば、これは東湾入ともいうべき形勢であって、駒井甚三郎は、この地勢を見ると、どうやら人間臭いと思わないわけにはゆきません。
そこで、駒井甚三郎は望遠鏡を取り上げて、上下四方をほしいままに見てみました。