일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 178,374자 · 345화면

아오조라 문고

新人来れば旧人去るのは当然の理法だと考えている。またそれが自分の自由だと考えている。こちらは気の毒千万とも思うけれども、先方は現在の旅から次の旅に移るとしか考えていない。満足から満足に向ってあさり進むとしか考えていないようだ。

のみならず、去り行く己れの影を哀しまずして、盛んなる我等の新植民をむしろ哀れなりとしている。斯様な事業は必ず失敗なりと断言して憚らないところも、また一見識だと思いました。

その一例として挙げてくれた、何といったかな、イギリスの、ロバート・オーエンと言ったかな、そういう人間の最近の失敗を述べたようだったが、くわしいことは聞きもらしたが、では、これからひとつそのオーエンなるものの伝記を研究してみよう。失敗とか、成功とかは論ぜず、トニカク空想を実行に移して、百折屈せざるの先例を見出すことは愉快と言わねばならぬ。イギリスという国が大きくなるのも、そういう人間を持ち得られるからだろうなどと、駒井がその時に考えました。

五十五

ここで、話が少し後戻りをして洛北岩倉村へ帰るのでありますが、がんりきの百蔵、宇治山田の米友、首っ枷の一幕を見せられた献上隊は、呆気に取られて、これを追及することも忘れたのでありますが、その首っ枷の早いこと、軽便蒸汽もはだしの有様なので、みるみる姿を見失っ