일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 104,838자 · 204화면

아오조라 문고

この「遠眼鏡」をもって、田山白雲が対岸の渡頭の船頭小屋のあたりに照準を据えた時、不意に右の船頭小屋の後ろから雲つくばかりの大きな男が飛び出したのを認めました。

ははア、出たな、裏の方から出たな、出は出たが、今までの悠長さに引換えて、これはまた、すばしっこい飛び出し方だ、と呆れているうちに、その飛び出した大男が、河岸の舟の方へは来ないで、右手の小高い方へ一目散に何か抱えて駈け出して行く。どうも変だと見ていると、続いてまた、同じ船頭小屋のうしろからバタバタと駈け出した大小二つの人影がある。そのあわてて駈け出したところを見ると、まさしく前に駈け出した大男を追いかけて行くのだということがありありと分ります。

ところが、前に駈けて行く大男は、身体こそ頑丈そうだが、駈け方は存外不器用で、何か河原の石ころか、杭かにつまずいて仰向けにひっくりかえった状は、見られたものではありません。そうすると、それを幸いに後ろから追いかけて来た大小二つの人間が、いきなりそれを取押えて組伏せにかかりました。そこで、大男がはね起きようとする、二人が必死と抑え込もうとする、三箇が川の岸で組んずほぐれつの大格闘を始め出したのです。