후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠10
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠10(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 285,635자 · 558화면
結局、ただ食い荒し、飲み荒しただけで、ほかにはなんらの盗難もないということ。
ただ、秘蔵しっぱなしで、誰も手をつけなかったキュラソーが、一瓶なくなっているが、これとても闖入者が私したのではない――私したのはわかっているが、それを持ち出してどうのこうのというのではなく、ただ飲んでしまって、いい心持になったのだということがわかり、つまり、あいつは、ただ食に迫ってこの家へ闖入し、飢えが満たされてから、あちらへ戸惑いをして行ったものに過ぎまい、という想像が話題になってみると、白雲も、あまり手きびしくとっちめたのが、むしろかわいそうにもなりました。
しかし、毛唐は毛唐に違いない。あんな奴が、どうして一人だけこんなところへ流れ込んだのだろうという疑問は、誰の胸にも浮ぶ。
その時、隣室で、うーんとうなり出したのは、問題の男が息を吹き返したものでしょう。
十七
晩餐の食堂の開かれようとする前、駒井甚三郎と、田山白雲と、例のマドロス氏とが卓を囲んで会話をはじめました。
ところが、まどろこしいことには、駒井の英語は、耳も、口も、目ほどにはゆかないものですから、マドロス氏との会話に、非常に骨が折れるのに、またマドロス氏の言葉が、英語が土台にはなっているが、なまりが非常に多いと来ているから、断線したり、わから