후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠10
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠10(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 285,635자 · 558화면
「これ、留守番、拙者は我々同志の総代で笈川と申す者だ、そのほうに申し聞けて置くことがあるからよく承れ。聞くところによれば、当道場では、このごろ手習に事よせて、多くの小児を集めるのみならず、地蔵のお集まりと称しては近隣の若い者、娘たちを呼び集えて、舞を舞い、踊りを踊って、昼夜相楽しむとの噂がある。また人々に和歌を教え、学問を授けると称して、悪思想を村々に吹き込むとやの噂もある。いかがわしい地蔵の像を刻んでは盛んに売り出して暴利を貪り、怪しげな呪文や護符を撒布して愚民を惑わす、との風聞も頻りなるにより、我々同志が事情を篤と見届けに参ったのだ。しかるに主人不在とあるゆえ、そのほうに申し残す、きっとたしなまっしゃるがよろしい」
与八は、それを聞いて、委細わからないなりに恐れ入って、
「はい、はい」
とお辞儀をしました。
「いいか、よくこの事を主人に申し聞かせるのだぞ。なお念のために、この通り書面に認め参った、これを主人に手渡し申せ」
と言って、笈川と名乗った異体の知れぬ豪傑の中の一人は、懐中から奉書の紙に認めた書状を取り出して、与八の面前でひろげ、他の六人がそれに添いだちになって、